日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

宿命天中殺+異常干支

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最近ご縁あり、ヒーラーのお仕事をされている方たちの命式を拝見する機会を頂きました。


ヒーラーのお仕事を広義でとらえると、人を癒すお仕事だと私は思っています。
目には見えない(けれど確実に存在している)エネルギーを感じる力が人より秀でている。


その秀でた感性で捉えた宇宙のエネルギー、生命のエネルギーを自らの体、
感性を通してお客さまに伝え、治癒を行う人。


スピリチュアルというと、敬遠する方は一定数いらっしゃいますが、
音楽を通してだったり、アートを通してだったり、マッサージを通してだったり、
その媒体は色々ありますね。


どういう命式をお持ちの方がそういう感性を持ち、そういう道へ進むのだろう。
ということに私はとても興味がありました。


数人のヒーラーの方の命式を拝見して気がついたこと。
全員もれなく宿命天中殺+異常干支(月柱・日柱のいづれかに)をお持ちでした。


宿命天中殺というのは
「生きている限り離れることのできない天中殺(生涯天中殺)」
(但し運の善し悪しを結論づけるものではない)といわれており、
以下の天中殺を持つ人が宿命天中殺所有者となります。

生年天中殺
生月天中殺
宿命二天中殺(生年・生月天中殺の持ち合わせ)
生日天中殺
互換天中殺(生年・生日天中殺の持ち合わせ)
日座天中殺

異常干支は、六十干支の中の十三の干支が異常干支に当てはまります。
60分の13なので、年柱・月柱も合わせれば、異常干支をひとつお持ちの方は割と多くいらっしゃいます。


ただ、宿命天中殺+異常干支となると、俗に言う
「普通の世界では生きづらさを感じる」であろう要素が多分にある命式。


世の中の常識というものに懐疑的で、それを押し付けられたり
自分をそこに当てはめようとすると生き方に苦しさを感じる要素があります。


言葉を変えれば、
「枠のない世界」
「常識を超えた世界」
で活躍できる可能性を多分に秘めた命式ともいえます。



ヒーラーという職業からは、かけ離れているかもしれませんが、
宿命天中殺+異常干支で ふと思い浮かんだのはこのおふたり。


メジャーリーガーの大谷翔平選手
生月天中殺+異常干支(年柱)

シンガーソングライター(ドライフラワーの楽曲を手掛けた)優里さん
生月天中殺+異常干支(年柱)


大谷翔平選手は何度もこのブログに登場しますが
(ご自分の星をキラキラに輝かせている人大好きなんです)
まさに「枠のない世界」「常識を超えた世界」を選択されたことで大活躍に向かわれた方ですよね。


そして、スポーツを通して多くの人々の心に癒しを与えている方でもあるのではないかと。
(少なくとも私は多くの気づきと、たくさんの癒しをいただいております)


優里さんの楽曲「ドライフラワー」は、女性が作られた曲なのかとしばらく思っていました。
テレビ等でこの曲を聴いて涙するお若い女性の映像をたびたび目にしますが、
それだけ若い女性の心を鷲掴みにできる楽曲を生み出せる感性は素晴らしいですね。


こちらも音楽を通して人の心を癒すことをされている方なのかな、と。
(優里さんについては知ってから日が浅いのであまり熱量が伝わらないかもしれません笑)



話を元に戻せば、
宿命天中殺+異常干支
を宿命に持ちながら、俗に言う常識的な世界に身を置く生き方というのは


土壌が合わない場所に植えられた樹木のような、
水の合わない場所に投げ込まれた魚のような、


息苦しさ、本来持っている多大なる類稀な才能が全く発揮されない、そんな印象を受けます。


ヒーラーの道を選ばれる方というのは、恐らくそれまでの人生で精神的な葛藤や苦しさを抱え、
周囲の人との不協和音、生きづらさをどこかで感じながら、自分の生き方を模索し、
生きる場所を探し、辿り着いた道なのではないかと。


枠のない世界でご活躍できる才能をお持ちの方ですから、枠のない世界
(精神の世界には枠がありませんものね)に向かわれるのは必然ですよね。


人と違うということを受け入れ、
「枠のない世界で生きていくという覚悟」
の決まったヒーラーのみなさんは、
とても良い表情をされていたのが印象的です。

 

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