手放すタイミング
月運の位相法に破壊条件と融合条件が同時に巡っていた8月。
年支(未来、外の世界)が半会、
月支(現在、自分の立ち位置)が対冲+生貴刑。
プラス月運天中殺。
巡っている星は車騎星と天馳星。
月運天中殺+東方(年支)融合条件というのは考えもので、動かない方がいいのに勝手に物事が動いてしまう、自分が動かずにはいられなくなる、という現象が起こるので、自分でその時期だと知っておくことは大切です。
知っていても尚、車騎星と天馳星が巡っていると動かずにはいられない。
車騎星も天馳星も持たない私は、車騎星+天馳星を持つ方と同じ空間にいるだけで目の回るような忙しなさを感じるのですが、8月の私は、車騎星+天馳星の「動かずにはいられない現象」を身をもって知りました。
思考がまとまらない。考える前に行動にうつしてしまう。
じっくり考えて答えを出してから行動する、下手すれば行動には移さずとも思考すること自体が目的になっている私にとっては、なんとも気持ち悪さを感じる一ヶ月でした。
意識の中では動かないようにしていた中でも意識して行動したことは、月支の対冲。
位相法の破壊条件というのはネガティブなイメージをもたれやすいものですが、特に対冲や天剋地冲などが巡るときは、手放すタイミングとして捉えると良いかと思います。
自分にとって不要になった物を手放す、
自分にとって不要になった人間関係を手放す、
自分の為ではなく人のためにお金を使う(金銭を手放す)、
あとは最近気づいたのですが、
心に抱えている悩みの種を人に話すと、その後悩みの種だったできごとが解消される(気持ちの問題ではなく、現象として)ことが続き、人に心の内を「話す」ことは自分の心のもやもやを手「放す」ことに繋がっているのだということ。
信頼のおける相手に一案件につき一度だけ聞いてもらう、という条件つきですが。
愚痴ではおそらく手放すことはできないと思います。
そもそも愚痴って解決を目的としていないですもんね。
言うこと自体が目的になっているような。
愚痴は言うのも聞くのも遠慮しておきたいものです。
自分にとって不要な物事を手放すと、自然とその後自分にとって必要な物事がやってきます。
本当はもう必要としていないのに、執着心から手放せないことって誰にでもあるものですが、位相法のどこかに対冲が巡っているときは案外簡単に手放せたりするものです。
一度心の内を見つめ直し、本当に自分に必要なのか見つめ直すチャンスと捉えています。