日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

十二大従星を生かす

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算命学の陽占は、十大主星と十二大従星から構成されています。


十大主星は、その人の持つ精神性、性格、思考方法、手段方法を星に現したものとなります。
貫索星、石門星、鳳閣星、調舒星、、で現される星。
全部で10種類あり、ひとりの人が持つ十大主星は5つとなります。


十二大従星は初めて触れますが、現実における心と肉体の強弱を星に現したものとなります。
性格的要素、心の在り方がわかります。
天報星、天印星、天貴星、、で現される星。
全部で12種類あり、ひとりの人が持つ十二大従星は3つとなります。


さて、今日は個人的に気になっている大谷翔平選手の持つ十二大従星について考察してみます。


以前からご活躍中の大谷翔平選手ですが、私は最近になってから気になり出し、
命式を拝見したところ、まず目に入ったのは宿命中殺(生月中殺)。
生月中殺の方が陽転すると、ここまでのご活躍になるのかと思いつつ、あの笑顔に惹きつけられ、
過去のインタビュー動画やドキュメンタリー動画を夜な夜な見ているわけですが、
宿命中殺、十大主星はもちろんのこと、十二大従星を最大限に生かしたご活躍であることも見て取れます。


大谷選手の持つ十二大従星は
天南星(初年期)、天報星(壮年期)、天庫星(晩年期)の3つ。


【天南星】
反骨精神、批判力/恐れを知らない前進力、環境を無視した批判力
怒りのエネルギー/全てのものが怒りの対象、幾多の壁に突き当たり個の確立が成されていく
気の先行、体の後行/気走る、前のことを終えないまま次に走る、粗野
※複数の目的を持ったとき、神は味方しない
肉体の強靭さあり

天南星を最大限に生かすには→目的を複数持たない、人生の目的はひとつにする、人生の挫折を味わって運の伸びあり

 

【天報星】
未知の可能性/感性が鋭く色々なことにチャレンジ
変転変化/気まぐれ、お天気屋
多芸多才/ひとりで2つ3つの仕事を消化できる力量あり、あきっぽい、器用貧乏
時間観念が薄い/ 計画実行にズレが生じる

天報星を最大限に生かすには→一芸一業にまとめる


【天庫星】
心情をハッキリさせたがる/方向を定めなければ納まらない心情
一本気、凝り性/方向が定まると留まるところを知らず、一直線に進む
方向転換できづらい/ひとつのことに突き進む性情
墓守の役割
古いモノ好き

天庫星を最大限に生かすには→一業に専念する、マルチ人間的に生きない

特に天南星や天報星を活かすことは人間性の向上以外ないのではないかと思うくらい、
陽転するのが難しいのではないかと思う星ですが、その点もお見事ですね。
(側から見ると大成功しているように見える大谷選手も、幾多の挫折を味わっていることを、
最近夜な夜な見ている動画から知りました)

野球一筋でありながら、二刀流という天報星の多芸多才な面を最大限に生かし、
天報星の持つその感性から現実を引き寄せるにはやはり一貫性が必要。
夢や目標は必ず紙に書くとおっしゃっていました。その方が叶う、と。

数々の困難、試練を乗り越えるごとに更にご活躍に向かわれている大谷選手。
肘の手術からのあの身体作りは強靭な肉体と精神力、凡人には計り知れない努力あってこそのこと。
それを全く見せないセルフコントロール人間性も素晴らしいですね。

大谷翔平選手の今後のますますのご活躍を陰ながら応援しております。

 

<yukimitsuki.com 2021.9.25 Blog 複写>