日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

共通干支がないということ(雑感)

 

無意識の部分で分かり合えるか否か。

陰占に共通干支があるかどうかで見ていきます。

共通干支を持ち合うということは、少なからずご縁のある間柄。

逆に全く共通干支を持ち合わないということは、今世ではじめましての間柄。


共通干支には、

律音(りっちん)
大半会(だいはんかい)
干合支合(かんごうしごう)
納音(なっちん)
天剋地冲(てんこくちちゅう)

があります。


それぞれ違う意味合いを持ちますが、いずれにしても、共通干支を持ち合う人とは、言わずとも分かり合える関係。初めて会った感じがしない、なんだか懐かしい気持ちになるようなお相手です。


逆に、ひとつも共通干支のないお相手とは心の深い部分での相互理解が難しい。


膝を突き合わせて自分の思いを1から10まで説明する必要がある。それでも足りない。
(そもそも1から4くらいまで説明したところで、分かり合えなさに匙を投げたくなる)

同じ空間にいるのに見えている景色が違う。


親子でも共通干支を持ち合わない場合はあり、その場合とても遠慮のある関係性になります。


私自身、母親(多分実親)とは共通干支を持ち合わないので、子ども心に「この人とは血の繋がりがないのではないか。本当のお母さんは他にいるはず」とずっと思っていて、家族の中で母親に対してだけはいつもどこか遠慮がちで、居心地の悪さを感じていました。母親に甘えた記憶がないのです。


でもお陰で親離れが早かったので、今思えば良かったのかもしれません。(自分の命式を鑑みて)


共通干支のない相手とは簡単に離れられるし、共通干支のある相手とは簡単に離れられない。(夫婦関係も然り)


親子でも共通干支がひとつくらいなら問題ありませんが、それが3つも4つも共通干支があるとなると、相当に親離れ子離れが難しくなります。


夫婦間でも共通干支があれば、離れたくても離れられない関係となりますし、共通干支のない夫婦であれば、後天運により、ぱっと別れてしまう可能性が高いとも言えます。


「共通干支を持ち合わなくても、今世でご縁あって(たとえ後天運によるものだとしても)一緒になったのだから、何も言わずとも分かってもらえることを望まず、しっかり膝を突き合わせて自分の気持ちを細かく説明し、仲良く暮らしていけるよう相互理解を深める努力をしていきましょう。」


これは私が恩師に言われた言葉です(笑