日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

家系の流れをみる

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家系の流れ、というように、宿命は自分ひとりのものではありません。

人は誰しも例外なく、両親の元から生を受けています。
その両親もまたそれぞれの両親、その両親もまた・・というように、
粛々と繋がってきた家系の流れというものがあります。


同じ生年月日に生まれても、どのような家系の流れの元に生を受けたのか、
どのような両親の元で育ち、どのような環境で育ってきたのかによっても、
その後の運勢が全く違うものになります。


同じ生年月日に生まれたらみんな同じ運勢なの?
という疑問を持たれることも多いですが、その観点から
答えはNo!となります。


両親がどのような形で結婚したのか。
どのような時期に結婚したのか。
どのような心持ちで子育てをしてきたのか。
ということも家系の流れに影響を及ぼします。


周囲に祝福されて順当な結婚をした場合。
周囲の反対を押し切って駆け落ち同然に結婚した場合。
年運天中殺中(どちらか一方でも)に結婚した場合。
というのは、その家系を継ぐ子どもの宿命に大きく影響を及ぼすことがあります。
特に第一子に出ることが多いです。


そういった結婚を選択した場合でも、
子どものため、孫のため、その後に続く家系のために自我を捨てて、
それこそ捨身で子どものために生きて行く、
自らの人間性を高めそれを子どもに説いていく、
という心持ちで子育てをしていくならば、
その子どもの運勢をも伸ばしていくことが可能となります。

そうでない場合は、
その子ども、孫、とその想念を引き継ぐことにもなっていきます。
親と同じような結婚の形を選び、またその想念がその子どもに引き継がれて行く。
因縁といわれるものです。


算命学を学んでいる中で、「因縁解脱」という言葉が頻繁に出てきます。


全ての人が長く続く家系の中で、多かれ少なかれ
因縁というものを持ってこの世に生を受けているはず。
その因縁を今世で手放して、次の世代に因縁を引き継がない
ということもひとつの役割なのではないかと思います。


因縁とか今世とか来世とかいうと、
スピリチュアル系なのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
この世に生を受けた日(生年月日)からは持って生まれた因縁や、
前世(過去世)の生き方、来世のテーマなども読み解けるそうです。
私はまだその域に達していませんが。 😉 

 

<yukimitsuki.com 2021.9.18 Blog 複写>