日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

六種の天中殺③ 家系の流れ

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六種の天中殺①  六種の天中殺② では
自分の天中殺の時期を知り
普段の生活に活用していく方法をご紹介しました。


実は六種の天中殺からは
自分の生まれ持った役割(宿命)を知ることもできます。
家系の流れの中で自分がどういう役割(宿命)を持って生まれてきたのか。

これは算命学を学ぶ上ではかなり基本的なことですが
肝の部分でもあります。


習い始めた頃はさらっと受け流していましたが
この流れに逸れた生き方をしていると
その後の人生の歯車がうまく噛み合っていかないことにもなります。


家系の流れは川の流れにも例えられます。

 子丑天中殺  初代運
  寅卯天中殺  二(三)代目運
   辰巳天中殺  初代運(はみ出し者)
    申酉天中殺  二(三)代目運
     戌亥天中殺  初代運(はみ出し者)
      午未天中殺  家系の最後を受け持つ者 


上記を簡単に説明すると

家系の流れを引き継ぐ役割
(寅卯天中殺・申酉天中殺)
家系を飛び出して自分の代から人生を切り拓いていく役割
(子丑天中殺・辰巳天中殺・戌亥天中殺)
家系の最後を受け持つ役割
(午未天中殺)

となります。


例えば
寅卯天中殺を宿命に持って生まれた方が
代々続く家系のご長男さんとして生まれてきたとしたら
正当にその家を継ぐことが自然の流れですし
ご本人もそこに大きな矛盾を感じることは少ないはずですが

辰巳天中殺を宿命に持って生まれた方が
同じ立場に置かれた場合はそこに大きな矛盾が生まれるので
ご本人の葛藤も大きくなりますし
どこかで歪みが出てくることにもなります。

子丑天中殺を宿命に持って生まれた方が
成人後や結婚後も親の庇護の元に暮らしているようでは
全くもってその良さがでませんし
どちらかのエネルギーを削ぐことにも繋がります。


もちろん宿命に沿った環境に身をおくことができる方ばかりではないことも理解できます。
辰巳天中殺を宿命に持って生まれた方が代々続く家業を継ぐのは自分しかいない
ということもあるかもしれません。


すぐに環境を整えることが難しくても
まずは「家系の流れの中での自分の役割(宿命)」を知り受け入れること。
代々続いてきた家系の流れを知ることも重要となります。

 

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