日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

病気になりやすい時期?

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陰占の干支の組み合わせによって、現実の現象の形をみることができる占技に位相法があります。位相法は現実的現象(物事がうまく進む時期、そうでない時期、出会い、別れ、争い、etc..)がぱきっと現実面に出るので、的中率がとても高いとされていますが、精神面は別になるため、取扱注意の技法でもあります。


その位相法の中に、害法というものがあります。


害法は、自然の流れが乱され、気(精神)と体(肉体、行動)の不一致が起こり、ストレス(病気)に繋がる組み合わせといわれており、自分の命式に持つ干支の支の部分とその年(または月、日)に廻る干支の支の組み合わせから見ることができます。
(ご自分の命式の中に害を持つ方もいらっしゃいますが、その話はまたの機会に)


人は誰しも、3つの干支(日干支、月干支、年干支)を宿命に与えられているわけですが、今日は「日干支の支」とその年の「月の干支の支」の組み合わせが害となるときに出やすい現象について考えてみます。


害の組み合わせとなるのは以下の通り。

左側が「月の干支の支」(これは毎月同じ)
※過去に先述した通り月の切り替わりは毎月1日からではなく1週間前後のずれがあります
右側の支がご自分の「日干支の支」となります。

子(12月)ー未

丑(  1月)ー午

寅(  2月)ー巳

卯(  3月)ー辰

辰(  4月)ー卯

巳(  5月)ー寅

午(  6月)ー丑

未(  7月)ー子

申(  8月)ー亥

酉(  9月)ー戌

戌(10月)ー酉

亥(11月)ー申


例えば、日干支が甲子、丙子、戊子、等、支の部分が子の方は、未月(7月)に害が廻ります。
同じように、日干支が乙卯、丁卯、己卯、等、支の部分が卯の方は、辰月(4月)に害が廻ります。


害法が月に廻っているとどのような現象が出るかというと、やはり体調面に出やすいです。
物事が思う通りに進まないということが現実面に現れ、それが無意識のうちに精神的ストレスとなり体調面に影響を及ぼす。


実感としてあるのは、なんの前触れもなくお腹をこわす。なんの前触れもなく発熱する。など、ストレスの自覚が無くいきなり体調に出たりもします。
害の巡る精神と肉体の不一致という状態は、東洋医学でいう「邪気が入りやすい状態」になっているのかなという感覚があります。


物事が思う通りに進まない、というと、天中殺に出る現象にも似ていますが、天中殺は精神面から先に出やすい(自覚しやすい)のに対し、害法(位相法)は先に現実面にはっきり出ます。


ご自分の天中殺月を知っておくことと同時に、ご自分の害が廻る時期を知り、心と体をしっかり整えておくこともまたオススメいたします。


余談ですが、体調面の他にも、害の廻る時期の旅行は避けた方がいいともいわれています。体調面だけではなく、スケジュール通りにいかないことが現実として起こる可能性大いにあり。


私事ですが、私は天中殺月と害の廻る月が被るのですが、それを知る前はよくその時期に旅行に行き、帰ってきてから高熱を出すということを繰り返していました。家族もまた然り。過去を振り返ると、誰かが害の廻る月に旅行に行くと、害が廻っていた当事者が高熱を出しています。


それを実感してからは、家族の害の時期はしっかり把握して、その月の旅行は避けるようにしています。

 

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