日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

トリプル壬寅

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今年(西暦2022年)は寅年というのはご存知の方が多いかと思いますが、
六十干支でいうと【壬寅年】となります。


【壬】は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の壬で北方。
五行(木火土金水)に当てはめると水の質。
陰陽に分けると陽となります。


【寅】は十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の寅。
方角でいうと東北東。
季節は初春。月は二月。時間は午前二時。
五行に当てはめると木の質。
陰陽に分けると陽となります。


このように、六十干支の二文字の組み合わせからなる漢字には
たくさんの情報が含まれています。

【壬寅】この二文字の漢字を自然界の姿に当てはめて思い浮かべてみると


まだ寒さの残る春先の海。
徐々に陽が伸びて太陽に照らされる穏やかな海面が煌めいている。
これから暖かい春がやってきて草木も芽吹き始め
人々の心も徐々に明るくなり希望の持てる季節。
今までしっかり力を蓄えて来た人たちが
その力を発揮して活躍に向かっていくような
そんなイメージがあります。


寅の表す方角、東北東といえば、桃太郎と節分のおはなしで出て来た鬼門の方角です。
桃太郎が寒い冬をじっと耐え、このときとばかりに力を発揮して鬼を退治しましたね。



さて、タイトルの【トリプル壬寅】に話を戻すと、
六十干支というのは、年だけではなく、月、日も六十干支で表すことができます。


西暦2022年2月は、【壬寅年】の【壬寅月】で、立春からの1ヶ月はダブルで壬寅が巡っています。
ダブルなので、位相法の現象も大きくなる月だと意識をして過ごしていましたが、


2022年2月18日は【壬寅日】となり、
壬寅年・壬寅月・壬寅日 で、【トリプル壬寅】の巡る日となります。


算命学の技法のひとつに位相法というものがあります。
位相法は十二支の組み合わせで見るもので、主に現実面に現れます。


ご自分の「日支、月支、年支」と「寅」の位相法を意識して過ごされると、
今年一年の過ごし方が見えてくるような気がします。


例えば、日月年いずれかの支に「巳」のある方は、
寅と巳の位相法で「害」と「生貴刑」が巡ります。


「害」は気と体の不一致からストレス(病気)が出やすくなり、
「刑」は人との衝突、トラブル(自分から仕掛ける)を起こしやすくなります。


私ごとですが、日支に「巳」を持つ家族が毎年のように二月(害が巡る)になると
体調を崩すので、今月も気をつけるように言っていたのですが、
トリプル害とトリプル刑の巡る前日の今日、緊急入院をするという出来事がありました。


幸い命に別状は無かったので、私もこうして家にいられるわけですが、
これを期にお酒を止める決意ができたらしいです。
(※アルコール中毒で運ばれたわけではありません)


一年を通して巡っている運気を意識した方がいいことは言うまでもありませんが、
トリプルが巡るこの数日のできごとには特に目を向けて、
今年一年の過ごし方を心に留めてみてはいかがでしょうか。


位相法をご自分で調べることは中々難しいと思いますので、
気になる方は、プロの方に見てもらうこともお勧めです。

 

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