日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

桃太郎と節分のおはなし

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今日は節分ですね。


節分といえば豆まき
豆まきといえば鬼退治
鬼退治といえば桃太郎


やや強引ではありますが、今日は算命学からみた「桃太郎と節分のおはなし」です。


桃太郎のおはなしはおそらくほとんどの方が子どものころに耳にしたことがあるはずですが、
桃太郎が鬼ヶ島へ鬼退治に行くというあのおはなし、
実は【鬼門】のことを上手に説明しているおはなしだそうな(ここだけ昔話風)


【鬼門】を方角にすると北北東と東北東。
十二支の方向では「丑寅方向」となります。
月でいうと一月二月。
二十四節気の節分、立春の頃となります。


桃太郎の「桃」は「木の兆」と書き、人間を五行説の中に繰り入れ、
桃の木(木性)として説明しています。
桃は夏の果物なので、自然のままにしておけば、鳥が食べるか秋には落下するかになります。


桃の季節が終わる秋は8、9、10月です。
8、9、10月を十二支で表すと

8月(申月)猿
9月(酉月)鳥(キジ)
10月(戌月)犬

となります。


桃は秋(申酉戌月)には枯れて次の春をじっと待つ。
8、9、10月(申月ー猿・酉月ー鳥・戌月ー犬)を桃太郎の足下におき、
花の咲かない秋をじっと耐え、鬼ヶ島へ向かいます。


寒い冬を超えるとやがて春になります。


春の立春(寅月)、ここが鬼門方向であり、桃太郎にとっての鬼ヶ島となります。
秋(申酉戌月)に力を蓄えた桃太郎が一気にその力量を発揮する時としているのです。
(力を蓄えた桃太郎が果敢に鬼に立ち向かい退治したのはご存知の通りかと思います)


力を十分に発揮した桃太郎は春から夏にかけて、花を咲かせ実をつけ、
夏の終わりの7月(未月)を迎えます。
ここが【裏鬼門】となり「桃太郎の話」となっているそうです。


「算命学(伝習院テキスト)第3巻 日常の中の算命学」参照



今日が節分ということは、明日は立春
算命学では立春から新たな運気が巡ると考えられています。


新たな一年の始まりです。


心機一転新しいことにチャレンジするのもよし、去年からの課題を引き続きやるのもよし。
蓄えてきた力を存分に発揮し、みなさまがご自分らしく過ごせますよう祈念いたします。

 

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