日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

自然淘汰

 

授業では「神の淘汰」という言葉で習いましたが、
算命学でいう神というのは自然界のことを指すので、
私は「神の淘汰」イコール「自然淘汰」と捉えています。


自然淘汰にあいやすい時期が

①5才くらい
②天恍の時代(思春期10~18才くらい)
③大運の6旬目(60才くらい)

と言われています。


十二大従星の天恍星を初年期に持っている場合は、
②の時期(思春期)
特に気をつけた方が良いと言われています。


私は初年期に天恍星を持っているので、実はこれ、すごく良く分かります。


天恍星というのは思春期の時代。

幼い冒険心故の、夢・ロマン・反発心を持ち、自意識が強い。
精神的試練(孤独・苦労)大きいが、精神的苦労に強い。
「暗中の明」寂しがり屋の質を明るさと煌びやかさで隠す。

という特徴があります。


今までの人生を振り返ってみると、10代の頃は確かにとても危うい時期でした。


人からは見えないであろう心の葛藤を常に抱えていて、自殺願望があり、
死というものが、手を伸ばせばすぐ届きそうな場所にあったように思います。

この自殺願望、中学生のときがピークでしたが、実はもっと幼い頃からあって、


5才くらいのときに、水銀入りの体温計を誤って割ってしまい、
母親から尋常ではない叱られ方をし
(あんたなんて死んじゃいなさい!くらいのことを言われた記憶。
そしてそのまま部屋にひとり放置。毒親ですね)

悲しくて悲しくて、
「この水銀を飲めば死ねるのかな・・」
と割れた体温計から流れ出てコロコロ転がる水銀の玉をしばらくの間見つめていました。


なんとか水銀の玉を飲むのは思いとどまったわけですが、5才で死を考えるって、どんな幼少時代なの。
その頃の私を抱きしめてあげたい。


そんな天恍星らしい(?)思春期を送ってきたわけですが、今は生きてて良かったと心の底から思います。


余談ですが、中島美嘉さんの歌っている「僕が死のうと思ったのは」という曲の詞の世界観がまさしく天恍星そのものなのですが、作詞作曲した秋田ひろむさんがどんな方なのか気になりお誕生日をちらと拝見したところ、やはり初年期に天恍星をお持ちでした。



さて、
③の大運の6旬目
がなぜ自然淘汰にあいやすいのかといえば、


大運の6旬目というのは、誰しも例外なく、位相法で月柱に天剋地冲が巡ります。


月柱というのは、自分の立ち位置、現在を表します。
その大運月柱が天剋地冲になる時期になっても尚、


自分の宿命から大きく逸れた生き方をしている場合、
心が伴わない生き方をしている場合、


大運の6旬目に自然淘汰にあいやすいということになります。


「周囲から求められる自分」と「本来の自分」が
大きく乖離してしていることに気づいてしまったら


勇気を持って、周囲から求められる生き方を捨てて
大きな声で「回れー右!」と号令かけて
本来の自分の生き方に方向転換してみてはいかがでしょうか。


まずは、不要なものを手放すこと。(急務)


不要なものを手放すと、本来の自分の生き方が見えてくるはずです。

 

<yukimitsuki.com>2022.5.13 Blog 複写