日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

東の星と外面

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算命学の陽占(人体星図)に出る5つの星は、その場所から方角でよばれることもあります。


陽占の星は真ん中に出る星を中心に上下左右に配置されていますが、

右の星を東
下の星を南
左の星を西
上の星を北

として見ていきます。


それぞれの場所に意味を持つわけですが、今日はスタートの場所と言われる東の星の持つ意味について考えてみました。

東の場所ひとつとっても、そこには様々な意味を持ちます。


東は母の座でもあり、友人知人、兄弟姉妹、同僚、恋人、現実の未来、などの意味も持ちます。
スタートの場所と言われるように、まずは東の星を意識して輝かせること。
東の星を生かした仕事を選ぶことも大切です。


例えば、東に【貫索星】が出ている人の場合。

友人知人は独立心旺盛で頑固な人との縁があったり、
好きになる人も頼りがいのある年上の人であったり、
仕事も東の貫索星は独立の星とも言われていますので、気概があれば独立することはお勧めです。
ただ、必ずしも独立起業しなくても、組織の中であっても自分で判断して自分のやり方でできるような仕事、
チームワークを大切にする仕事よりはひとりで黙々とする仕事の方が力を発揮できるでしょう。


仕事関係の人だったり、まだよく知らない人に見せる顔も東の星から見て取れます。
いわゆる外面です。(ちなみに中央の星は本質、西の星は家族に見せる顔(内面)です)


例えば東に【禄存星】中央と西に【車騎星】が出ている場合。

愛情奉仕の意味を持つ禄存星が外に見せる顔
その人の本質と家族に見せる顔は男前で働き者、野人的要素を持つ車騎星
となりますので、

上記の星を持つ男性と出会った場合、

付き合う前はとても優しいですし、あれこれ尽くしてくれるし、そこに愛されている喜びを感じて付き合い始めるかもしれません。
が、付き合い始めて何年か経つと(もしくは同棲や結婚をして本性が垣間見えるようになると)
男らしい面や野人的要素が強く見えてくるかもしれません。
いわゆる男らしい人なので、家の中では脱いだら脱ぎっぱなし、食べたら食べっぱなし、
家の中のことは全て女性任せ、のような面も目につくかもしれません。
それなのに、外の人にはいい顔ばかりして、家の顔を知らないひとからは

「やさしい旦那さんでいいわね」なんて言われてモヤモヤ。とか。


所謂「外面のいい人」に分類されるかもしれません。


外で見せる顔【東の禄存星】の部分だけに惹かれて結婚した場合は
「こんなはずじゃなかった」「騙された」なんて思うかもしれませんが、
決して騙していたわけではなく、自分がその人の本質を見抜けなかっただけです。


(誤解しないでいただきたいのは、外面がいいことが良い悪いと言っているのではなく、家の中のことをしない男性が良い悪いと言っているのではなく、ただただ「そういう一面がありますよ」というだけの話です)

全てのスタートである東の星を意識して輝かせることの大切さ、ということに気づいてから、それをいかにお座なりにしていたかということに自身でも気づき、最近になって東の星を持って世に出ていくということの実証をしてみようと思い立ち、今現在取り組んでいます。

ちなみに私の東の星は【玉堂星】

自分の中ではあまり意識してこなかった星でもあるのですが、初対面の人には玉堂星のイメージを持たれることが多いです。自分の知る本質(中央星)とかけ離れていることもあり、以前はそれがあまり嬉しくないものでしたが、最近では、外向きの顔はそうなるんだろうな、と納得した次第です。多少なりとも東の星を輝かせていることに繋がるのかなと。

 

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