日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

なんくるないさー

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この数日幾度となく脳裏に浮かんでくる言葉。

ナンクルナイサー

なんくるないさ

 

関東出身の私は感覚的に

「どうってことないよ!」

「なんとかなるさ」

というニュアンスに捉えていました。

 

どちらかというと、

なるようにしかならない、ケセラセラ、的な意味かな、と。

 

しかし、何度も繰り返し脳内に語りかけてくるので本来の意味が気になり調べてみたところ

なんくるないさ」という言葉だけをとれば

「なんとかなるさ」という意味でも間違いはなさそうですが

 

なんくるないさーという沖縄の方言は

「真(まことぅ)そーけー なんくるないさ」という定型句 からきていて

真そーけー =(人として)正しい行いをしていれば

なんくるないさ = なんとかなるさ

との意味があるとのこと。

真そーけー の部分が隠されていた(?)のですね。

 

「(人として)真実を貫き、

正しい道を歩んで努力をしていれば(正しい行いをしていれば)

道は開け良い日が訪れる(なんとかなる)」

との説明がしっくりきました。

 

算命学の言葉を借りて言い換えれば

「宿命に甘んじて相当の努力を怠れば運勢は上昇しない(道が拓けることはない)」

ということでしょうか。

 

算命学の考え方として

(宿命+環境)+ 努力 = 運命

運命+運気(後天運) = 運勢

という方程式があります。

 

宿命(性別、生まれた国、両親等)は変えられないものですが、

運命は環境(住む場所、学校、仕事、配偶者等)と努力によって変えることができます。

(ここで大切なのは環境は選べるものですが、決して自分の宿命を無視して選んではいけないということです)

自分の宿命を知り、それに合った環境を選んだ上で、更に努力をすることで運命が拓ける。

自分の持って生まれた宿命を存分に生かすことが目的であるという考え方が根本にあります。

 

今年は基礎の確立を目標に、年明けからテキスト読み直しをしています。

暗記する必要はない、理解をすることが大切。との言葉が一巻にでてきます。

勉強が進んでから、また一に立ち戻ると新たな発見がたくさんあります。

算命学は螺旋を上るように学んでいく学問との意味が、少しずつではありますが理解できるようになってきました。

 

今年も鑑定にきてくださる方たちとのご縁を大切にし

感謝の気持ちを忘れずに鑑定させていただきたいと考えています。

 

<yukimitsuki.com>2022.1.9 Blog 複写