日々算命学|ユキミツキ

愛猫2匹と暮らす占い師のつぶやきです

猫と天中殺

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天中殺の中でも、一般的に知られているのは12年間のうちの2年間、
誰にでももれなく巡ってくる年運天中殺と言われるものかと思います。

 

年運天中殺中の現象として出やすいのが

心が不安定になる

いつもならしない選択をしてしまう

正しい判断ができなくなる

高価なものを買ってしまう
(後々後悔することになる)

秘密がばれやすい etc..

と、あまりいいものとして捉えられていないかもしれません。
(自分の天中殺を知っておくと大きな禍は避けることができますし、
過ごし方についてもコツがありますので気になる方はご相談ください)

 

実は占いの勉強をしている私でも、ご多分にもれず、
数年前の天中殺中は、心が非常に不安定になっていました。
心が空っぽになってしまう感じ。
家族以外の人との交流もほとんどしなかった時期でもあります。

 

空虚な気持ちから湧き出てくる
「何かに愛情を注ぎたい」という思い。
そして猫の里親募集のサイトを見る毎日。


そんな中、一匹の猫の写真が目に留まり、考える間もなく里親に立候補。
とんとん拍子に話が進み、うちに迎え入れることになりました。
今では無くてはならない存在となっています。

 

最近、ふ、と
「天中殺中にペットを飼う」ってどうなんだろう?と思い、
私なりに考察してみました。

 

まず天中殺中に大切なことは「受動的に過ごす」ということ。
新しいことを始めない方がいい時期とも言われていますが、
始めるとしたら「動機」が大切です。


常にボランティア精神を持つこと。
自分のためではなく他者に尽くす気持ちがあるかどうか。


今回のポイントとなるのは、
ペットを飼う動機が
「ペットの幸せのため」なのか、
「自分の幸せのため」なのか。

 

OK(ペットの幸せのため/ボランティア精神)

捨て猫が目の前に現れてしまった
(放っておけるわけがない)

人から引き取って欲しいと頼まれて仕方なく
(受け身)

保護猫を引き取る
(少しでもお役に立てるのなら)

 

NG(自分の幸せのため/エゴ)

思いつきで自らペットショップに探しに行き
高いお金を払って手に入れる
(高価な買い物)

血統書付きにこだわる

ブリーダーに頼んで自分の希望のペットを手に入れる

*血統書付きにこだわることやペットショップでペットを手に入れることを
否定はしませんが、天中殺中はエゴとなり易いので
避けることをおすすめします。

 

ちなみにコロナ禍の今、
「家時間が増えたからペットでも」
という理由でペットを迎え入れる方が増えたと聞きますが、
動機はどうであれ迎え入れた以上は最後まで面倒を見て
幸せにしてあげて欲しいと切に願います。

 

さて、天中殺中に猫を迎え入れたうちの場合ですが
「保護猫を引き取った」
「一生懸命お世話させていただきます!」
という気持ちからだったので、動機としてはOKだと思っていますが、
うちに来て1年目(私の天中殺中)は、猫の病院通いが多かったです。

 

排泄が24時間以上なくて心配で病院へ→血液検査&尿管に管を入れられる。
紐の誤飲で病院へ→レントゲン、吐き気を催す薬を試したものの効果なく、
全身麻酔内視鏡による除去。

 

排泄の件は、水分を取らせるなりしてもう少し様子をみても良かったのかもしれないと
今なら思いますし(実際検査をしても異常なしだった)、
紐の誤飲も飼い主の不注意。

 

紐の誤飲について、検査の説明を受けた上でどうするかは飼い主の判断に委ねられるのですが、
紐はレントゲンに映りませんよ、と先生から言われたのに、
レントゲン(映らず)→薬(吐かず)→全身麻酔(リスクあり)と
結果、フルコースをすることになってしまうという私の判断ミス。

 

これが天中殺中は冷静さに欠け、正しい判断ができなくなる現象でもあるのです。
愛猫にはしなくてもよい痛い思いをさせてしまい、本当にかわいそうなことをしました。反省。

 

ちなみに2年後(天中殺が明けてから)もう1匹保護猫を引き取ったのですが、
こちらの猫ちゃんは予防接種と避妊手術以外では一度も病院のお世話になっていません。
一匹目の猫ちゃんも、私の天中殺が明けてからは、病院のお世話にはなっていないな、そういえば。

 

猫(他の動物もそうですが)って、飼い主の体調とかエネルギーにものすごく敏感で、
飼い主の禍を(無意識に)引き受けてしまったりするので、
ペットを守る意味でも、(特に天中殺中は)自分の体調や気持ちを整えるということに、
しっかり気持ちを向けることが大切かもしれません。
—自戒の意味を込めて—

 

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